ユーティリティコモン リファレンス

更新履歴

H25/2/18
文字列行配列の単体ダウンロードをできるようにしました。代入メソッドのバグも修正済み。
H25/1/2
文字列行配列について執筆しました。

凡例

n{N}は数字引数を、s{N}は文字列引数を表します。({N}は1,2,3,4の数字。)

コモン番号:232 文字列改行配列

概要

改行で続く文字列を一般的プログラミング言語の配列のような物として扱います。

前提としてs1は必ず使用します。なので各メソッドの()内は必要引数を示していますが省略されています。

メソッド一覧

-6,一致削除(s2で削除文字列指定)
配列内に存在する「検索した文字列」と一致する文字列の行をすべて削除
-5,Count(s2で検索指定)
配列内に存在する検索した文字列の数をV9-0に返す
-4,in演算(s2で検索指定)
検索した文字列が配列内にあればV9-0に1を返す。
それと同時に最初に見つかったインデックス位置もV9-1に返す
-3,Split(s2で区切り文字指定)
s2で指定した区切り文字で改行した文字列配列を作成します。

■文字列操作:CSelf9 = "あ,い,う,え,お"
■イベントの挿入: CSelf9 = コモン232:[ 文字列行配列 ] / -3:Split(s2で区切り文字指定) / 0 / CSelf9 / ","
返されたCSelf9の中身




s2で指定された","(コンマ)の部分で改行され改行配列に変わっています

-2,Join(s2で間の文字指定)
Splitの逆に改行配列をs2で指定された文字によって一行の文字列にして返します。

■文字列操作:CSelf9 = "あいうえおnかきくけこnさしすせそ"
■イベントの挿入: CSelf9 = コモン232:[ 文字列行配列 ] / -3:Split(s2で区切り文字指定) / 0 / CSelf9 / "@@@"
返された文字列の中身
あいうえお@@@かきくけこ@@@さしすせそ

s2で指定された"@@@"が各行の間に挟まれ一行に変換され返ってきています

-1,長さ取得
s1以外の引数は要りません。(適当でOK)
配列の長さ(何行か)を取得します。
0,取得(n2)
"n2:インデックス"で指定された番号の中身を取得します。インデックスは0から始まります。

■文字列操作:CSelf9 = "あいうえおnかきくけこnさしすせそ"
■イベントの挿入: CSelf9 = コモン232:[ 文字列行配列 ] / 0:取得(n2) / 1 / CSelf9 / ""
返された文字列の中身
かきくけけこ

インデックス1の"かきくけこ"が返ってきています。

このときコモン側に渡したCself9はこのように考えます。[]の中がインデックスの数値となります。

  • CSelf9[0]:あいうえお
  • CSelf9[1]:かきくけこ
  • CSelf9[2]:さしすせそ
1,代入(置換)(n2,s2)
指定したインデックス位置にs2で指定した文字列を代入(置換)します。

■文字列操作:CSelf9 = "あいうえおnかきくけこnさしすせそ"
■イベントの挿入: CSelf9 = コモン232:[ 文字列行配列 ] / 1:代入(置換)(n2,s2) / 1 / CSelf9 / "がちょーん"
返された文字列
あいうえお
がちょーん
さしすせそ

※このメソッドについてバグがありました。

199行目、「|■文字列操作:CSelf8[操作後文字列] += CSelf5[操作配列]」 の上に以下のコードをコピペして追加してください。
(以下のコードをコピーしたらコモン232の199行目にカーソルを合わせて、そこでキーボードのEを押してください。)

WoditorEvCOMMAND_START
[122][2,1]<0>(1600008,256)("")
WoditorEvCOMMAND_END

このバグは単体配布のver1.0.1以降では修正されており、この処理は追加する必要はありません。(したら逆にバグります。)(コモン内にバージョンとか書いてなかったらver1.0.0ってことで)

2,の前に挿入(n2,s2)
指定したインデックス位置の前にs2で指定した文字列を挿入します。

■文字列操作:CSelf9 = "あいうえおnかきくけこnさしすせそ"
■イベントの挿入: CSelf9 = コモン232:[ 文字列行配列 ] / 2:の前に挿入(n2,s2) / 1 / CSelf9 / "がちょーん"
返された文字列
あいうえお
がちょーん
かきくけこ
さしすせそ
3,削除(n2)
指定したインデックス位置の行を削除します。

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